農薬を使わず、肥料もほどこさず、おいしいリンゴが実る畑——。人々は「奇跡のリンゴ」園という。働き手は園主・木村秋則とその家族を中心に3、4人。でもよく見ると、約2. 6ヘクタールのリンゴ畑には、人間以外の優秀な働き手がいた。自然のバランスを利用し、栽培する畑から得られるものはリンゴだけではない。
生命の輝きに満ちた畑には、行き詰まった文明社会を打破する多くのヒントが隠されている。虫眼鏡を片手に、徹底した観察眼の全貌が明らかに——。
タイトル:わたしの畑の小さな世界
・著者:木村秋則
・編集・発行:エスプレス・メディア出版
・発売元:グラフィス
・定価:1,800円+税